皆さんこんにちは。
先週、当院リワーク３回目の修了セレモニーを行いました。
当院では４月から本格的に開始し、最初は１対１で行っていた日もありましたが、
今では参加者も増え、皆さんよい刺激を受けているようです。

さて、本日はマインドフルネスで行う慈悲の瞑想等、
プログラム内で時々出てくる
「セルフ・コンパッション」についてお話をいたします。
皆さんは大事な場面などで緊張のあまり、ミスをしてしまい
「もうダメだ」「自分は悪い評価をされたのではないだろうか」と落ち込み、
不安になったことはありませんか。
誰しもネガティブな体験をすることはあると思います。

そんな時、セルフ・コンパッションが役に立ってきます。
セルフ・コンパッションとは、自分自身に対しての温かく、
思いやりを持ったかかわり方のことです。 

先程の例であれば、ミスをしてしまったとしても、
「ミスはしたけれども、上手くできた部分もあった」
「誰しもミスの一つや二つするものだろう」
と自分自身にやさしく声をかけられるようなかかわりができると、
感情のバランスを保てるようになることが研究で明らかになっています。

また、セルフ・コンパッションが育ってくるとイライラする強さや長さも減少し、
ストレスも緩和されてくると思います。

興味がある方は是非見学に来てみてください。

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