内科・精神科・神経科 医療法人くすのき会 南飯能病院

               

INTERVIEWスタッフインタビュー

― 南飯能病院の看護部の特徴を教えてください。

南飯能病院看護部は、現在108名のスタッフが在籍されております。私たち看護部は、入院治療から地域で暮らす精神障がいの方々へのサポート等様々な役割を担っております。
入院治療では、出会いから始まり専門性を用い全人的にとらえ治療計画に基づき患者様の本来の姿と病状でケアが必要な部分を見極め、自己決定権を尊重し患者様ご自身が望むケアを行います。

入院治療から地域へ 患者様ご自身が望む生活をサポートするためチーム医療の一員として病棟看護と訪問看護が適切に連携し、多様なニーズも柔軟に対応して支えて参ります。

精神科看護に携わる者は、倫理観を養い日々向上心を持ち、質の高い看護を提供するという信念が必要です。私たちはその心を常に持ち患者様により良い看護を提供出来る看護部を目指します。

看護部長
黒澤

― どのような人材を求めていますか。

精神科看護に求められるのは、患者様の状況を様々な視点から見極める事。そしてチーム医療の一員として倫理観を持ち適切なケアに繋げられることと考えます。このような基本的な要素を持ち、精神科看護のスキルアップに意欲がある方を希望いたします。
研修制度も充実しておりますので、ブランクをお持ちの方もサポート致します。師長や室長の面接を行いながらお困りの事、看護での相談等、常に安心して看護に専念できるよう体制作りに努めてまいります。

当法人には保育施設が御座います。小さなお子様をお持ちの方も、働きやすい環境です。子育てをしながら働くスタッフも多くおります。
私たちと一緒に患者様の為に充実した看護を行いませんか!ご応募お待ちしております!

― どんな人材を求めていますか。

患者様への思いやりを常に忘れず、ポジティブに向上心を持って仕事に取り組んでいただける方に来ていただけるとうれしいです。積極的にアイデアを出していただけるような方と仲間になり、一緒に働いて行きたいと考えています。

南飯能病院では看護師希望の未経験の方や、育児を終えてから復職されるようなブランクがある方も歓迎しています。「患者様のために一生懸命仕事をしよう」という気持ちがあれば、未経験でもどんなに長いブランクがあっても大丈夫です。20年ブランクがあったというスタッフもいますが、今となっては当院に必要な存在となっています。長い入院生活をされている方は身の回りのことができなくなってしまう傾向にあるので、子育て経験が役に立つ場面も多いでしょう。

経験より気持ち、技術よりもコミュニケーション。人としての温かさがあれば、仲間と支え合い、やりがいを感じながら働けると思います。

看護部
栗原

― 応募を検討している方へ、メッセージを
お願いします。

精神科医療は国の主導のもと、入院患者様の退院を促進し、地域の中で生活できるようにしようという流れに変わりつつあります。当院もその方向性で動いていますので、患者様が人間らしい生活ができるよう援助して頂ける方に来ていただけると嬉しいです。

当院は看護学校へ行くためのサポートもしています。新卒の方はもちろん、一度他のお仕事をしたけれど、医療や看護に興味があって転職したいという方にも理想的な環境です。

精神科は心の病なので、看護に答えがありません。患者様に合わせ臨機応変に対応する必要があります。難しいのですが、それが身になったときの楽しさやうれしさは格別です。精神科には数十年という長期で入院されている患者様もいます。そういう方がご本人の望むかたちで生活できるよう考え、さまざまなアイデアを実践するのは本当に面白いです。一緒に、答えのない看護に取り組んでみませんか。

― 子育てと仕事の両立について話しを聞かせて下さい。

私が育休・産休を取ったのは、新型コロナウイルスが流行り始めたばかりで、まだどんな影響が出るか分かっていなかった時で、万が一感染した時に母子に影響が残らないか心配しながら仕事をしていた頃でした。その時は、身体を気遣って頂き、有休を利用しながら早めに産休に入れるように勧めてくれたり優しい対応をして頂きました。

看護部
佐藤

― 職場への復帰後の話を聞かせて下さい。

復帰後は時短で働かせていただく事になって、周りに迷惑をかけたんじゃないかと思ったんですが、みなさんがサポートしてくれたり、子育ての大変さを共感し支えてもらえました。

託児を利用しながらだったので時短の時間も自ら設定させて貰えてとても助かりました。

現在のお仕事産休・育休で迷惑をかけていたのにも関わらず平等に評価して頂いて、今では役職を頂けて嬉しく思っています。子育て中なので急な欠勤などもありますが、周りにサポートして貰え、温かい職場だなと思います。

― 自己紹介と入職後の感想を聞かせて下さい。

今年で入職して3年目になります。実は、精神科の経験はなく右も左も分からなかったので入職には不安がありました。元々精神科には興味があり看護学校では意欲的に学習をしたつもりではありましたが実際に臨床に出る事になると戸惑うことが多く、経験・知識が不足していると実感しました。そんな中、南飯能病院はアットホームな空気があり上司や先輩に相談しやすい職場で、一から学びながら業務に従事することができ入職前に感じていた不安は払拭されました。プリセプター制度はもちろん、定期的に行われる研修等もあり新人フォローも厚く、また年数を重ねていっても常に知識をアップロードしていける環境にあり、とても良い環境下で仕事ができていると思います。現在は急性期病棟で様々な事例を目の当たりにしながら経験を積んでいる最中で未だに至らない点も多くあるのですが、上司や先輩方からアドバイスを頂きながら日々奮闘しています。今後は自分自身も諸先輩方のように後輩をサポートしていけるような看護師になれるよう日々精進していきたいと思います。

看護部
仲井

― 南飯能病院はどんな職場ですか?

南飯能病院は、若い世代も多く活気に溢れています。同世代のスタッフも多くプライベートも含め充実しています。

日々の業務もスタッフ間の良好な関係性によりお互いにフォローしあえる環境にあり、残業することも少なくワークライフバランスがとりやすく仕事とプライベートの両立ができ、メリハリのついた生活を送ることができています。

子育てや趣味に時間を割くこともでき、それが日々の活力となって業務に還元することができる好環境にあり非日
充実した生活が送れています。

― 職場の雰囲気を教えてください

私の所属している部署は、40年以上勤務している方から、高校を卒業して入職後に看護師の資格取得を目指している方まで本当に幅広い年齢層の職員が勤務しています。入院している患者様と共に年を重ねた職員から色々なアドバイスを聞きながら仕事をしたり、若い職員が電子カルテの操作方法を指導したりと、お互いに助け合い、協力しながら仕事ができる環境です。それぞれの得意不得意の分野を補い合い、お互いの価値観を話し合いながら「今、何がベストなのか」をともに考えることもできる環境です。仕事が終わった後につい話し込み、送迎バスに乗り遅れてしまった時も職員同士が声を掛けあい駅まで、送迎をするようなそんな雰囲気の職場です。

看護部
茂木

― 入職者へのメッセージをお願いします。

南飯能病院は、自然に囲まれ、四季の変化を感じながら仕事ができる環境です。

病院として、障がいを持った方が地域で生活できるようにサポートをしているため、患者様の地域生活を支えるために外来から入院・デイケア・訪問看護まで幅広い分野で関われることが出来ます。私は、外来や訪問看護を経験後に病棟に配属となり、殆ど残業をすることも無く、プライベートの時間も確保することが出来ています。従来の統合失調症やうつ病だけではなく、発達障害やアルコール依存等の患者様もいる中で自分自身と向き合い、患者様と共に歩んでいける方と一緒に仕事を続けていけたらいいなと思います。

― 子育てと仕事の両立についてお聞かせください

男性の育休取得は前例が無かったのですが、家族との時間を大切にしたいと思い育休の取得を考えました。病棟は特別人員が多い訳ではないので、申請には不安がありましたが上司をはじめ病棟スタッフの協力を得ることができ、無事育休を取得し安心して育児に専念することが出来ました。子供が産まれると初めは休む暇もない毎日に戸惑い、育児の大変さを実感しましたが、何よりも子供の成長を感じられる日々が幸せでした。

看護部
山口

― 職場への復帰後の様子をお聞かせください。

育休を取った6カ月のブランクがありましたが、周りのサポートもあり安心して仕事に復帰することができました。

仕事と育児の両立は大変ですが、看護師としても父親としても成長できるよう頑張っています。

― 南飯能病院はどんな職場ですか?

現在、看護補助として業務をしていますが、スタッフ同士の仲が良く、上司や先輩方にも直ぐに相談にのってもらえます。定期的に上司と面談を行うので普段言わなかったようなことも伝えやすく働きやすい職場です。普段何気ない会話でも気遣っていただけるので、内気な性格の人でも安心して仕事ができると思います。また、毎月病院内で研修も行っていますので、知らなかったことも学べるので安心です。

看護部
強谷

― スキルアップについてお聞かせください。

看護補助として仕事をしている中で、まだまだ分からない事がたくさんあります。

もっと学びたい、先輩看護師さんのようになりたいと思ったのがきっかけで学校に行くと決めました。新しく学ぶことで、今以上に仕事へのやりがいに繋がっていくと思っています。自分自身の知識や技術を高めていきたいです。また、学校を目指すきっかけとして、学生寮や奨学金の制度があり、今の生活と変わらないまま学校へ行けるのも魅力でした。

― どんな、看護師を目指していきたいですか?

優しさや思いやりを持って患者様と接して、患者様が抱える痛みや苦しみを理解し、その心に寄り添えるような看護師になりたいと思っています。また、たくさんの方々に相談に乗ってもらってきたので、今度は自分も先輩方のように優しくサポートできるようになりたいです。

― 南飯能病院はどんな職場ですか?

私にとって南飯能病院に魅力が2つあります。1つ目は定時で帰れるところです。子供の習い事の送迎などがゆとりを持ってできます。休みもしっかり取れるので、家族との時間や、自分の時間を作れるので資格取得に向けての勉強も計画的に取り組めました。

2つ目は、ミーティングやカンファレンスで自分の意見を言う事ができるところです。意見や情報をスタッフ間でしっかり共有し、不安なく患者様のケアをすることができます。

看護部
佐藤

― 資格取得についてお聞かせください

何かを学びたい気持ちは常に持っていたので、実務経験を経て介護福祉士を取得しました。

最近では、認知症の患者様や介護認定を受けられる患者様が増え、介護保険制度や介護・保健・医療サービス等について、詳しく知りたいと思うようになり、ケアマネージャーの受験をしようと決意し、取得する事が出来ました。受験勉強昼夜合格後の研修時の家族の協力や病棟のシフト調整など、とても感謝しています。

― これからの働き方についてお聞かせください

くすのき会は病院だけではなく、老人保健施設の楠苑もあります、ケアマネージャーを取得したことで今までは介護が必要な入院患者様を直接介護してきましたが、ケアマネージャーとして介護が必要な方ができる限り自立した生活を送る事が出来るようにサポートする立場になります。責任感を持ち、人と人のつながりを大切にしたいと思います。

― 南飯能病院で働く魅力を教えてください。

看護師の母から医療系の仕事を勧められたのがきっかけで、高校卒業後すぐにこちらでヘルパーとして働き始めました。未経験からのスタートで、働きながら勉強をして看護師になりました。

他の職場を知らないので比較はできないのですが、スタッフ同士がとても仲が良いです。上司や年上の先輩方が齢差を感じさせないように接してサポートしてくれ、距離感が近いのが心地よく感じます。プライベートでの関係も非常に良く、病院内にはいくつかのスポーツチームがあります。私はフットサルチームに参加していて、部署を越えて親しい人が増えていくのが楽しいです。

仕事はもちろん、職場で作った人間関係でプライベートも充実しています。

看護部
山口

― 精神科で働くやりがいや今後の目標をお聞かせください。

当院には長期的に入院されている患者様がたくさんいます。長期入院患者様とは家族のような信頼関係が生まれ、私たちを頼ってくれます。頼られると「自分でも人のためにできることがある」「ここで働けて良かった」と感じます。

私は副主任になったばかりです。戸惑うこともありますが、私自身が憧れ尊敬する先輩を目標にがんばっています。新しい仲間や他部署の方とも積極的にコミュニケーションを取りつつ、後輩を指導しサポートできる看護師になれるように努力する毎日です。

― 南飯能病院で働くことになったきっかけを
教えてください。

他にもいくつかの病院を見学し比較したのですが、当院の雰囲気が一番良かったこと、寮があることが決め手になり、高校を卒業してすぐに当院に就職しました。
患者様とスタッフの距離が近く仲が良くて、アットホームな空気を感じたこと、困っている患者様がいたとき、すぐに看護師が来て話を聞いいて、「きちんと患者様を見ていて気遣うスタッフが働いている職場なのだな」と思ったことを覚えています。
寮は古い建物から新しい建物までありますが、古い寮もきちんと管理されていて居心地が良いです。アパートタイプなのでプライバシーは配慮されていますし、同じ建物には先輩や同僚がいるので、楽しいだけでなく安心できるので、寮に入って良かったと感じています。

また、当院は保育施設もあり、急な残業にも対応してくれます。子育てしながら働きやすい職場だというのも、今から考えると良かったですね。

看護部
佐藤

― 精神科の看護師として働く魅力を教えて
ください。

以前の私は落ち込むと眠れなくなってしまうタイプで、心療内科に通院していました。それがきっかけで精神科に興味を持ちました。実際に自分で働いて患者様に接してみると、皆さんいろいろなことを考えていらして、本当に興味深いです。私たちが何とも思わないようなことにも患者様は悩まれますので、それを一緒に考え「どうしようか」と解決方法を探っていきます。興味が尽きることはなく、楽しんで仕事をしています。

他の医院の精神科で働くの看護師さんから「患者様の話を聞いているうちに自分まで病んでしまった」という話をよく聞きます。しかし当院では上司が気遣ってくれて私たちの話を聞いてくれるので、悩みを抱え込むことがありません。常にメンタルをケアしてもらいながら仕事ができます。迷ったらすぐに相談できる上司がいる職場で働けるというのは、心強いです。

― どのようなお仕事をされていますか?

南飯能病院に通院されている患者様や退院された患者様のご自宅を訪問し、体調の変化や困っていること、心配事がないかを本人、家族からヒアリングしアドバイス等を行います。
また必要に応じて診察場面に同席させて頂き、思いを医師に伝えられるようサポートをしたりもします。1回の訪問時間はだいたい30分から1時間程です。お仕事をされている患者様もいるため、ご都合に合わせて土曜日に伺うこともあります。

仕事内容は訪問だけではなく、訪問看護を受けていた患者様が入院された際には病棟へ面会に伺い、医療チームと治療計画を共有します。長く入院されている患者様が退院される際はこれからの訪問看護の計画を立てるなど多岐に渡ります。
患者様がモチベーションを高く保って治療を続けられるように、あらゆる方面からサポートし寄り添う仕事です。

訪問看護室
浅川

― 職場の雰囲気を教えてください。

現在、私を含めて6名の看護師と作業療法士が働いています。明るい性格でポジティブ思考の方が多いです。院内、院外の多職種の方々との連携も必要になるので、自然と社交的になるようです。スタッフ同士も仲が良く、居心地が良い職場だと感じています。

訪問看護を楽しみにされている患者様から「もっと来てほしい」というお声をいただくこともあり、我々もできるだけお応えしていきたいと考えています。そういう意味では、患者様から直接お声を聴けるため、やりがいを強く感じられる職場でもあります。

訪問看護をしていてよかったと感じるのは、病棟にいるときの表情と退院されたときの表情の違いを見られることです。退院され、ご自分がやりたいことをされている姿はエネルギーに溢れています。患者様が本来持っていた輝きを拝見できる仕事です。各々が感じているその充実感が、職場の雰囲気にそのままつながっていると思います。