εさん　

職場の産業医に「リワークというのがあり、
いきなり職場復帰するより先にリワークに参加してみては」
とご提案頂いたことがリワークとの出会いです。

リワークの候補も自宅付近でリワークを行っている3か所をご提案頂いて、
最も近い南飯能病院に決めました。

生活リズムとCBTです。
　生活リズムでは、自分の生活習慣を書き出して、
問題点に気づくことで、改善することに取り組めました。
それによって、健康的な生活を心掛けていき、
体力や思考力が付いてきたと思います。

　CBTでは、リフレーミングやストレス原理を学び、
どういった方法をとれば考え方やストレスを自分でコントロールできるかを知り、
それに対して対処法を学ぶことで、上手に自分のストレスと向き合っていけるようになったと思います。

休職したころはずっと家にこもり、食事もせず、どんどん体力がなくなり、
入院もしていました。しかし、退院後も心身ともに改善が見られず、
薬が増えていく一方でした。
リワークに通うようになってからプログラムを通して、
今の自分に向き合うことで、生活習慣を見直し、気持ちのコントロール方法を学んだことで、
今は以前の自分よりも自分自身を客観的に少しは見れるようになったので、
休職した前より上手に生きることができるという自信が持てるようになりました。

私は最愛の人を亡くしたことがきっかけで発症しました。
しかし、人生で一番辛い時に両親や友人、
そしてリワークのスタッフの方々とリワークに共に通っている方々に支えられ、
目標としていた復職を果たし、無事にリワーク修了を迎えることができました。

私はリワークで出会った皆さんの優しさにはいつも助けられ、
辛いのは自分だけじゃないんだと勇気づけられました。
ここで学んだことに自信を持って、今まで努力してきた自分を信じて
一歩ずつ、ご自身のペースで進んでいってもらえたらと思います。

リワークで学んだことを活かし、より楽に、楽しくこれから生きていけたらと思います。