内科・精神科・神経科 医療法人くすのき会 南飯能病院

               

【卒業生の声】κさん

2024/10/01

◆プロフィール

 κさん 

 性別:男性
 職業:会社員

◆リワークとの出会い
休職に入って1ヶ月、会社からリワークプログラムを受けるように、
と連絡がありました。
少し元気になってきた休職二ヶ月目に、
「飯能 リワーク」で検索したところ、家から10分くらいのところに
リワークを行っている病院があることを知り、
これは運命だと思って参加を決めました。
◆リワークで最も効果があったプログラムとその理由
生活リズムです。まず、3ヶ月の休職で整っているとは言えなかった生活、
自分の場合は特に睡眠のリズムを見直すことができ、
就寝、起床や中途覚醒の状況を記録することで、
積極的に改善することができました。

週間目標を立てることで、筋トレや読書などを習慣化することができました。
また、他の参加者さんと共有することで、
他者のよい習慣や活動を自分でも取り入れることができました。
◆休職したときと今との自分の変化
休職時はなんで自分は仕事ができないのだろうと
自責や将来への不安で押しつぶされ、体も重く横になってばかりでした。

今は認知行動療法を学び、思考を考え直すことができるようになり、
リワークに休まず通い、余暇も積極的に活動するようになりました。
瞑想と筋トレが習慣化され、心の安定と二の腕の太さが増しました。
◆利用者様や利用を検討している方へのメッセージ
最初は病気になって休職したことは自分の人生の失敗や汚点だと感じてました。
しかし、リワークでの学び、出逢い、経験は成長として必要なものだったと
思えるようになりました。
3ヶ月間の短い期間でしたが、人生に彩りを添えてくれる物だと感じています。

各個人個人のリワーク生活の中で、
今後の人生を変える何かを見つけて欲しいと思います。
◆これからの目標
まずは再発しないこと。そのために生活リズムと心の安定を守り続けるべく、
睡眠と気分の調子の記録をとり続けようと思います。

親としては、こどもの成長を見守りつつ、自分も成長するために、
ご飯を作り、一緒に遊び、寝かしつける。

また、社会の一員としては、仕事を通じて「感謝」が、
多く生まれるように活動し、遊び心を持って過ごしていきたいと思います。