2024/10/08
λさん 休職してから半年ほどたった頃に一度復職しようとしましたが、
直前になり、どうしても気持ちの面ですることができませんでした。
そのときに以前から主治医にリワークというものがあると言われており、
このまま家でただ過ごすよりも何か変化があるかもしれないと思い、
リワークに参加しました。
認知行動療法(CBT)とジョブトレです。
CBTでは不安を感じた際に実践することで,
不安を和らげられることを実感することができました。
また、ジョブトレでは、自分は仕事ができないと思ったまま休職に入ったので、
依頼されたタスクを完了することで自信につながったこと、
コミュニケーション面でも依頼をすることであったり、
わからないことを聞く等、
実際の職場でもあるシチュエーションを練習することができたからです。
休職したときは普通の状態では気にならないような
日常の些細なことにもコントロールできない爆発的な怒りが沸いていました。
おそらくリワークで習った逃走・闘争反応が、
仕事のストレスで四六時中スイッチが入ってしまっていたのではないかと思います。
今ではストレスが抜け、
そのようなことは完全になくなったわけではないかもしれませんが、
滅多に起こらなくなりました。
私自身、リワークに参加することで自分とは違う性格や、
経験をしてきた方々の考えや意見を聞き、新しい気づきとなり、
成長するきっかけとなりました。
もしかしたら半年間、家で一人で生活していたので、
より実感できたのかもしれませんが、
やはり人は人との関わりの中で成長するのだと実感しました。
なので、利用者の皆様には他の方との会話を通じ、
今までとは少し違う自分になるための入り口を発見できることを願っています。
まずは心身の健康を保ちながら働くことです。
特に心の面でリワークで教わったことを実践していきながら、
働いていきたいと思います。
そして、ゆくゆくは仕事の中で楽しみや、
やりがいを見つけられるようになれればと思います